羽田空港旅客ターミナルビルがグリーン電力導入-全エスカレーターを稼働

グリーン電力の使用を告知するポスター

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 羽田空港国内線旅客ターミナルを運営する日本空港ビルデング(大田区羽田空港3)は7月31日、同ターミナルで使用する電力の一部にグリーン電力を導入すると発表した。

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 グリーン電力とは、風力・太陽・バイオマスなどの自然エネルギーで発電された環境負荷の小さい電力。企業や個人が電力を利用する際、その環境付加価値を証書にして買うことができる。再生可能エネルギーに対する助成手法の一つ。

 同社によると、導入するのは同空港ターミナルの年間電力量1億3,600万キロワット時のうち300万キロワット時。第1・第2ターミナルにあるシースルーエレベーター4基とすべてのエスカレーターを1年間稼働させる電力に相当するという。

 同社では温室効果ガス排出の削減を目指し9月30日まで、同ビル内の温度設定を上げるクールビズを実施している。今後も空調施設のインバーター化、照明の一部節電などで地球温暖化対策に努め、環境に配慮した空港施設を目指す。

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