日本空港ビルデングは11月30日、グーグルの新サービス「インドアグーグルマップ」で羽田空港国内線第1・第2旅客ターミナルの館内マップが表示可能になったと発表した。
同社がグーグルとのパートナーシップに基づいて同ターミナルの構内図を提供するなどして実現した。モバイルデバイス向けの地図アプリ「モバイル グーグルマップ」内の「インドアグーグルマップ」上に館内のフロアマップを階層別に表示。搭乗ゲート・搭乗手続きカウンター・エレベーター・トイレなどの施設や物販・レストランなどの商業施設の位置と店舗名などを示す。通常のグーグルマップと同様に画面上でズームイン・ズームアウトなどの地図操作ができる。
対象エリアは国内線第1・第2旅客ターミナル館内全エリア。サービスを利用可能な情報端末はAndroid2.2以上とグーグルマップ6.0以上を搭載のスマートフォンやタブレット端末。現在地の建物とフロアを簡単に表示できるアイコンも付く。
グーグルによると、同新サービスに対応する国内施設は当初101カ所。空港では羽田空港のほか成田国際空港でも利用できる。今後、東京以外の施設についても要望の多いものから対応していく予定で、2012年より英語での表示機能も追加し外国人観光客などの利用を期待するという。(取材協力=みんなの空港新聞)