国土交通省は11月10日、日本と台湾の間でオープンスカイが合意に至ったと発表した。
協議は日本側の交流協会と台湾側の亜東関係協会が行った。合意内容は、首都圏空港関連路線を含む日台間のオープンスカイの実現で、成田関連路線は2013年夏季の発着枠増加時に、関西・中部と地方空港関連路線は即時に発効する。成田路線については2013年以前の増便も可能にする。
羽田空港については深夜早朝時間帯における週7便の就航を実現する。
合意ではこれまでの日台間の就航企業数とチャーター便規制についても撤廃、さらに首都圏以外の空港については相手側で旅客・貨物を載せ、第三国へ輸送することの自由化についても認めた。
日本と台湾には現在、双方の2社の航空会社が計週233便の旅客便を運航している。(取材協力=みんなの空港新聞)