劇場映画「ハッピーフライト」(矢口史靖監督)の撮影が5月9日~13日の深夜、羽田空港第2旅客ターミナル内で行われた。
同映画の製作チームが、最終便の発着後に閉鎖される国内線旅客ターミナルを5夜にわたって借り切り、連日未明近くまで同映画の空港出発カウンター周辺のシーンを撮影したもの。
撮影には延べ570人のエキストラを募集し、5月10日には最も多い180人が出演。女優の田畑智子さんら俳優陣とともに、昼間の出発ロビーの喧噪(けんそう)を再現した。関係者によると、エキストラ出演の希望者が多く、航空関係者からの応募もあったという。また、通常は1割程度いる当日の出演キャンセルがほとんど無かったことも特徴的だった。
同映画は、矢口監督が男子シンクロ(ウォーターボーイズ)、女子高生ジャズバンド(スイングガールズ)に続き、「航空業界」をテーマにする作品。田辺誠一さんが主演、時任三郎さん、綾瀬はるかさんらが出演する。4月初旬に羽田空港格納庫内でクランクインした後、関西国際空港などでも撮影が行われていた。ANAの全面協力のもと、フジテレビジョン、アルタミラピクチャーズ、東宝、電通が製作、東宝が配給する。
公開は今年11月15日。
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