羽田空港~台北・松山空港便就航へ-来年10月以降1日4往復

国際化に向けた空港機能拡大を担う羽田空港新管制塔(参考画像) 画像=国土交通省東京航空局

国際化に向けた空港機能拡大を担う羽田空港新管制塔(参考画像) 画像=国土交通省東京航空局

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 国土交通省は12月11日、日本と台湾の航空関係の協議を行っていた交流協会台北事務所と亜東関係協会が、羽田空港と台北・松山空港(台湾)を結ぶ定期路線便を来年10月以降に開設することで合意したと発表した。

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 羽田空港再拡張・国際化後の日台間の直行便の運航枠に関する交渉は、国交省による2国間航空交渉に代わって同民間協会が進めており、今年2月に非公式に合意していた内容を正式に決めたもの。2010年10月以降、日本と台湾の航空会社各2社がそれぞれ1日1往復(合計1日4往復)、羽田空港と台北市内にある松山空港間を運航できる。羽田~台湾間の定期便は2002年以来、約8年ぶりの再開。

 今回の合意により、国際化する羽田空港からは、東・東南アジアの7都市、ヨーロッパの4都市・国、北米の2カ国に向けて国際定期便が運航されることになった。

 同協議では羽田関連以外では、関西国際空港・中部国際空港~台湾間の運航枠の大幅拡大と、沖縄~台北路線の輸送力の拡充などについても合意した。

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