大田区は現在、同区の「観光案内サイン計画」に関連する調査と策定業務に向けた企画提案を公募している。
同区は、来年10月の羽田空港国際化による来訪者の増加を「地域活性化の起爆剤」ととらえ今年3月、本格的な観光行政の取り組みの端緒として「大田区観光振興プラン」を策定した。続いて同プランを基に進める地域の環境整備において「大田区サイン整備計画」を策定。地域の観光情報や案内サインの充実を図ることで、区民や訪問者が快適に行動できる環境作りを目指している。
現在公募するのは同整備計画の調査と策定に関する企画提案書。提案書の内容を基に選定する事業者に「区内の観光資源の把握・整理」「観光デザインの方向性の検討」「観光案内サイン設置計画の策定」など10項目の業務を委託する。業務の履行期間は今年12月28日までで、委託総費用は上限500万円。
提出する企画提案書には「調査方法」「観光案内サイン設置の方向性および具体策」などの項目について具体的な提案を盛り込むことを求めている。選定方法は「公募型プロポーザル方式」とし、応募者によるプレゼンテーションなどを経て6月上旬に事業者を決定する。
応募資格・提出物などの詳細は同区ホームページにある募集要項で確認できる。締め切りは5月25日正午(必着)。