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日本科学未来館で体験型展覧会「パリ・ノートルダム大聖堂展」 今秋開催へ

過去開催時の様子© Histovery

過去開催時の様子© Histovery

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 日本科学未来館(江東区青海2)1階の企画展示ゾーンで11月6日から、特別展「パリ・ノートルダム大聖堂展 タブレットを手に巡る時空の旅」が開催される。

専用端末の「ヒストパッド」© Histovery

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 同展は、世界遺産ノートルダム大聖堂の創建時から現代までを、専用端末「HistoPad(ヒストパッド)」を使ってタイムトラベルしているような感覚を楽しめる体験型展覧会。大聖堂は2019年4月に火災被害を受けたが、ドローンやCG分析などの最新IT技術と、熟練工の建築・美術品の修復技術による修復作業で、同年12月に修復完了を迎える。世界遺産の過去と最新技術による大聖堂の修復作業の様子を、AR技術を駆使した体験型コンテンツを通じて伝え、文化財保護の大切さを感じてもらうことを目的に、これまで世界16カ国で巡回展を開催しており、今回、日本でも開催する運びとなった。

 会場内には、大聖堂の巨大なステンドグラスの壁面映写や立体模型を展示。各所に設置する画像「タイムポータル」にヒストパッドをかざすと、ノートルダム大聖堂の建設時の様子やナポレオン1世の戴冠式などのコンテンツが画面上に現れ、画面のポイントをタッチすると音声の解説が再生される。修復作業や尖塔(せんとう)の再建に用いられた先端科学技術にもフォーカスした日本会場限定の特別コンテンツも用意する。

 料金は、大人=1,800円、中高校生=800円、小学生=500円、未就学児無料。2025年2月24日まで。

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