大型陶板レリーフ「Osamu Tezuka, Characters on Parade~手塚治虫キャラクターズ大行進」の完成披露除幕式が3月18日、江東区の東京臨海高速鉄道・国際展示場駅で行われた。
日本交通文化協会 (千代田区) が、一般財団法人日本宝くじ協会の「社会貢献広報事業」の助成を受け、パブリックアート作品を通した社会モラルの創造と日本文化の発信、観光客誘致や地域の活性化に貢献を目的として企画・制作した。
昨年生誕90周年を迎えた故・手塚治虫さんのイラスト原画を基に、代表作品のキャラクターが勢ぞろいした同作品。大きさは、縦2.6メートル、横8.8メートル。「クレアーレ熱海ゆがわら工房」(静岡県熱海市)が作成した。
手塚プロダクションは「この『Osamu Tezuka, Characters on Parade』は、本来 92 体の手塚キャラクターたちによる大行進を描いたものだが、今回はその中から 36 体のキャラクターを選び再レイアウトいたした。人間だけでなく動物たちやロボット、宇宙人も加わり楽しげに進むこのパレードの先が、平和で明るい未来であることを手塚治虫とともに願っている」とメッセージを寄せる。