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お台場のホテルで「フランソワ・ブレ」生誕100周年記念展

作品展示の様子

作品展示の様子

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「グランドニッコー東京 台場」(港区台場2)内にある「GALLERY21」で現在、「~ピカソ、マチスに次ぐフランス画壇 最後の巨匠『フランソワ・ブレ』~生誕100周年記念 フランソワ・ブレ展」が開催されている。

「ダリウス・ミオーに捧ぐ」(地下鉄シリーズ)

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本国フランスでは、ピカソとマチスに次ぐ20世紀最後の巨匠として高い人気を誇るフランソワ・ブレ。南フランス・プロヴァンスを中心に活動し、日常の身近な情景を落ち着いた色調で描いた作品は「光とぬくもりを描き続けた画家」と評されている。長年のフランス画壇への貢献が認められ、1962年には「文化功労賞」を受賞。1970年に「レジオン・ドヌール勲章」、1977年に「文芸勲章」、1999年に「国家功労賞」を受章している。

 GALLERY21代表の立野義人さんは「生誕100周年を記念し、日本でも広く知ってもらおうと企画した。ブレはジャン・コクトーをはじめ著名な作家とも親交が深く、長く美術大学の教鞭をとり若手の育成に尽力するなど、今のフランス美術界の礎を築いた人物。ぜひ温かみのあるフランスらしい作風を楽しんでほしい」と話す。

 同展では「地下鉄シリーズ」や「ギリシャ神話シリーズ」などの油彩や、リトグラフ作品など約40点を紹介する。

 立野さんは「フランスに残る作品の大半が美術館に所蔵されているため、一般のギャラリーでこれだけの作品が一度に見られるのは珍しい。ホテルのオープンギャラリーなので、ぜひ気軽に足を運んでほしい」と話す。

 開催時間は11時~18時。月曜定休。入場無料。今月28日まで。

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