東京ビッグサイト(東京国際展示場、江東区有明3)で8月22日から、終活関連業界の企業約300社が一堂に会する日本最大級の専門展示会「エンディング産業展2016」が開催される。
国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成24年1月推計)」によると、東京オリンピックを迎える2020年には日本の年間死亡者数は高齢化などにより143万人になることが予想されており、葬儀・埋葬関連企業は年々需要が拡大する傾向にあるという。
同展示会では、多様化するマーケットの健全な発展と、超高齢化社会を迎えた日本が自分らしいエンディングを選択できる社会の創造を目的として、葬儀・埋葬・供養に関する、設備・機器・サービスなどエンディング産業の最新情報を展示する。
会期中、タレントの壇蜜さんや華道家の假屋崎省吾さんら有名講師陣による60以上のセミナーを連日実施する。このほか、昨年初開催された、僧侶としての見た目や立ち振る舞い、姿勢などを総合的に評価し僧侶の日本一を決める「美坊主コンテスト」と、湯灌・納棺の着せ替え部分の技術、所作の美しさなどで納棺士の日本一を決める「納棺士コンテスト」の第2回コンテストも開催する。
さらに今年は、エンディング業界で働く女性の日本一を決める「供養女子コンテスト」を初開催する。供養業界での女性の活躍は目覚ましく、思いを持って業界にいる女性、活躍している女性をもっと知ってもらうことを目的に実施する同企画。「なぜこの業界に入ったのか」「仕事風景・内容紹介」「業界に入ってよかったと思えたエピソード」などをもとに、5人の審査員と観覧者からの投票でグランプリを決定するという。
開催時間は10時~17時。入場料は2,000円。公式ホームページから事前登録で入場無料となる。8月24日まで。