日本空港ビルデングは3月31日、羽田空港国内線第1旅客ターミナル(東京国際空港、東京都大田区)の1階到着ロビー南ウイングでユニバーサルデザインに対応した「多目的レストルーム」の供用を始めた。
利用客の「到着して身なりを整えたい」や「子供用機能の充実を図ってほしい」、「アメニティー空間の通路幅、ブース幅の窮屈感を解消してほしい」といった多様なニーズに応え、設置された同設備。
着替えに便利なフィッティングルーム・パウダーコーナーの設置をはじめ、授乳室やキッズトイレ、車いすの利用客やスーツケースなどの大きな手荷物を持つ利用客へ配慮した十分な余白を持たせた通路や空間など、老若男女問わず快適に利用できる仕様となっている。
このほか、南北ウイングの手荷物受取場内に各1カ所、オストメイト対応の洗浄用シャワーや簡易ベッドなどを設けた多機能トイレも設置。
8月には北ウイングでも同様の設備の供用を始めるという。