![東京モノレール・天空橋駅](https://images.keizai.biz/tokyobay_keizai/headline/1221587645_photo.jpg)
イー・モバイル(港区)は9月11日、東京モノレールの天空橋駅・新整備場駅が8月末時点で同社のHSDPA通信サービス「EMモバイルブロードバンド」と「電話サービス」の自社提供エリアとなったと発表した。
今回のエリア拡大で、羽田空港旅客ターミナルと浜松町を結ぶ東京モノレールの全駅が同通信サービスのサービスエリアとなり、空港利用者・空港および沿線企業の関係者らに向けた高速モバイル通信サービスが拡充した。
同社はイー・アクセス傘下でブロードバンド携帯通信事業を担当する。「EMモバイルブロードバンドサービス」は最新の通信技術HSDPAを採用し、専用端末やPC対応端末によるモバイル機器で下り最大7.2Mbpsという通信速度を実現している。簡単な手続きや設定も魅力でビジネスマンを中心に人気があり、同社の発表によるとデータカード型移動通信端末市場では64週連続シェア1位となっているという(2007年5月~2008年7月、BCNランキングにより同社集計)。
同サービスの人口カバー率は今年6月末に全国で85%となり、その後もエリア拡大に向けて公共施設や人口集中地域などに基地局建設を進めている。今回の発表では同時に、新千歳空港(北海道)・仙台空港(宮城県)・出雲空港(島根県)なども通信・通話可能エリアに加わった。