お台場のダイバーシティ東京プラザ(江東区青海1)屋上の「都会の農園」(TEL 03-6457-2670)で10月20日、酒造り体験企画の一環で「稲刈り」イベントが開催される。
商業施設屋上の約357坪の同貸農園と、銀座の自社ビル屋上で酒米などを栽培する白鶴酒造の「天空の農園」のコラボ企画「お台場でオリジナル『白鶴純米酒』をつくろう」の一環。都内最大級の屋上農園で酒米「白鶴錦」を育て、一般の参加と共に約1年をかけてオリジナルの日本酒を造る。
今回の体験イベントは「田植え」(4月)・「合鴨放飼」(6月)に続く第3回で、合いガモ鴨と共に大きく育ち、すでに頭を垂れる稲穂を刈り取る。
同体験イベントの講師を務める「白鶴酒造銀座天空農園園長」の小田朝水(あさみ)さんは、「品種開発、環境整備、育成技術など米作りは簡単ではないが、ここ(お台場ビル屋上)で約10キログラムの米が採れ、それから約20リットルの日本酒ができる。田植えから試飲までを体験してもらうことで、農業の情報発信につながれば」と話す。
時間は11時~12時30分。引き続き13時~16時には、「都会の農園」産の野菜も楽しめるバーベキューを開催する。参加費は稲刈りのみが農園会員=無料・一般=500円、稲刈りとバーベキューが会員=2,000円・一般=2,500円。受付は同農園のホームページより、メールか電話で受け付ける。定員25人(定員になり次第終了)。
稲刈りイベント以降は、「脱穀」(11月)、「酒仕込み」(2014年4月)、「試飲会」(同)を予定。