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270トンの「お台場中央連絡橋」、架設へ-首都高速湾岸線またぐ「X」型歩道橋

「お台場中央連絡橋」の完成イメージ図

「お台場中央連絡橋」の完成イメージ図

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 お台場の国道357号線と首都高速湾岸線を跨(また)ぐ歩道橋「お台場中央連絡橋」(仮称)の架設工事が7月2日深夜、行われる。

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 関東地方整備局川崎国道事務所が進めている長さ約100メートルの巨大歩道橋工事。国道357号線と首都高速湾岸線を挟んで向き合うダイバーシティ東京プラザ側とフジテレビ本社ビル側を高架の歩道で結び、「お台場中央交差点」を通過する歩行者の安全性と利便性の向上と交通混雑の緩和を図る。

 同工事は2011年から検討が進められ、今年に入ってからは、りんかい線東京テレポート駅近くの空き地を仮設ヤードとして高架部分の建設準備が進められている。7月2日深夜の架設工事では、重量約270トンの高架中央の「X」の中心部分をヤードから交差点まで約100メートル移動。翌朝には新歩道橋の一部がお目見えすることになる。工事時間となる2日20時~3日5時は、国道357号線と首都高速湾岸線の一部で交通規制が実施される。

 歩道橋のほかの部分の架設工事は7月9日・21日を予定する。

 「お台場中央交差点」は上下線が別々の平面交差点で現在は、歩行者が横断するには最低でも2カ所信号と横断舗装を渡らなければならない。お台場エリアへの来訪者は歩いて商業施設間を移動することも多く、繁忙期には横断歩道に警官らが立ち歩行者を誘導している。

 新歩道橋は2013年度中の完成を予定。

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