ANAは3月13日より、羽田空港をはじめとする全国の14の空港のラウンジで利用者向けにデジタル・コンテンツを提供する。
同社が日本ユニシス(江東区)と共に昨年9月より、大阪国際空港(伊丹空港)のラウンジで展開している雑誌・ニュースを中心としたデジタル・コンテンツ提供サービスを、国内線・国際線が就航する全国14空港に拡大するもの。
空港ラウンジ内で利用者が自身のパソコンやスマートフォン・タブレットなどの情報端末でオリジナルのコンテンツにアクセスするもので、システムには日本ユニシスの「LoMeS®」(Location-based Media Service)の概念に基づいて開発された「『特定の場所』で、『限られたセグメントの人たち』に、『特別な情報やサービス』を提供するためのプラットフォーム」を利用する。
新たにサービスを提供する空港は、国際線ラウンジ=羽田・成田・関西、国内線ラウンジ=羽田・成田・新千歳・仙台・小松・関西・岡山・松山・広島・福岡・熊本・鹿児島・那覇。
コンテンツは雑誌から漫画まで58種類。日本の文化・伝統工芸・食などの情報や同社客室乗務員による口コミ情報なども用意。一部のコンテンツはダウンロードでき、ラウンジを出ても閲覧できる。(取材協力=みんなの空港新聞)