東京ベイ経済新聞の年間PV(ページビュー)ランキング1位には、東京辰巳国際水泳場(江東区辰巳2)を会場にした「『五輪後』の北島康介選手が水泳教室、一般観覧者を募集」の記事が輝いた。
3月に「羽田経済新聞」から改称しカバーエリアを拡大した「東京ベイ経済新聞」。従来の羽田空港周辺に加え、台場・豊洲までの東京湾岸地域の情報を広範囲に扱うニュース媒体となり、コンテンツが拡充した。
トップテンのうち、1位・4位・6位・7位・8位の5本の記事が台場など羽田空港以外のエリアの商業施設関連などの記事となり、ベイエリアの動きの注目度が高いことを示す結果となった。一方で、残る5本の記事(2位・3位・5位・9位・10位)は羽田空港の施設とサービスの拡充、航空会社関連の話題が占め、同空港と業界への根強い人気を裏付けた。
ランキングは、今年1月1日から12月27日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 「五輪後」の北島康介選手が水泳教室、一般観覧者を募集(7/24)
2. 羽田空港にコンパクトホテル開業-1泊4,900円~、時間利用も(4/23)
3. 羽田~成田間直通列車、所要時間15分短縮-京急、ダイヤ改正で(10/24)
4. はとバス、スカイツリー展望台入場券付きツアー開始-毎日700席以上提供(5/22)
5. 羽田空港に新タイプの簡易宿泊施設「ファーストキャビン」-都内初出店(1/26)
6. 新豊洲駅前に都市型ラグジュアリー・アウトドアパーク「WILDMAGIC」(6/14)
7. お台場「ダイバーシティー東京」、開業準備進む-ガンダム立像も(1/27)
8. 北島康介さん、国際プールで水泳教室-「僕にはできる」を直接指導(8/21)
9. 羽田国際線ターミナル内に新ホテル「ロイヤルパークホテル ザ 羽田」(3/8)
10. ANAのB787・3号機、運航拠点の羽田空港に到着-初の国際線投入予定も(1/6)
1位の記事はロンドン五輪開催前に掲載された、競泳の北島康介選手による本格的な水泳教室開催のニュース。五輪メダル獲得後の実際の教室の様子を伝える記事も8位にランクインし、世界的なアスリートの活動に注目に集まった。
羽田空港にオープンした新業態の宿泊施設の話題は2位と9位につけた。ビジネスホテルとカプセルホテルの中間に位置するサービスで、空の旅に新しい選択肢を提供する。3位は羽田空港へのアクセスの話題が、4位には大田区平和島に本社のあるはとバスの情報が、それぞれランクイン。6位・7位にはお台場エリアに今年オープンした新商業施設のニュースが登場した。10位は最新鋭の航空機が羽田空港に到着した話題で、空港と航空サービスに注目が集まった。
国際化した羽田空港とお台場を中心とする東京湾岸エリアは、地域の人々や旅行者の動線や物流などで密接につながっている。東京ベイ経済新聞では2013年も、さらなるサービスの拡充が予想される羽田空港と日々の動きから目を離せない台場・東京ベイエリアのビジネスとカルチャーの動向・利用者情報をいち早く伝えていきたい。