羽田空港の旅客ターミナルを管理運営する日本空港ビルデングは6月27日、同空港の駐車場の利用料金を8月1日から一部改訂すると発表した。
改訂で24時間を超える駐車料金が「緩やかな」(同社)設定となり、48時間駐車した場合、最大で約18%の値下げとなる。対象は、国内線駐車場(P1・P4)と国際線駐車場(P5)。
新しい時間貸し通常料金は次の通り(普通自動車)。入場から7.5時間までが30分ごとに200円(ただし7.5時間以降24時間まで定額3,000円)。24時間を超え48時間までが1時間ごとに400円(ただし30時間以降48時間まで定額5,200円) 。以降24時間ごとに2,000円加算を上限に1時間ごとに400円。新料金では、標準的な1泊2日の利用となる36時間駐車が5,200円。同じく2泊3日の60時間が7,200円となる。
大型自動車(P4のみ)は、上記普通車料金の2倍。平日限定料金(P1・P4)・日帰り回数券・深夜早朝入場料金(P1・P4・P5)・国際線旅客駐車料金(P1・P4・P5)の割引料金制度には変更はない。
また、同社は7月1日から、P4駐車場~国際線旅客ターミナル間の連絡歩道橋の供用を開始した。P4駐車場では、国際線駐車場(P5)と同様に国際線旅客割引料金(24時間ごとに1,000円)を利用できるが、利便性と安全性の向上のため同ターミナルへの歩行者用連絡通路を整備した。手荷物カート、車いすも利用できる。