JALは10月12日、羽田空港の航空機格納庫で特別塗装機「JALエコジェット・ネイチャー」を報道陣に公開した。
これまで垂直尾翼を緑に塗装し「エコジェット」として親しまれていたボーイング777-200型機を再塗装した。「鶴丸」が復活した現行デザインをベースに、機体側面に同社の「空のエコ」活動、「国連生物多様性の10年(UNDB)」、津波被害を受け稲作ができない地域で綿花を栽培する「東北コットンプロジェクト」、同プロジェクトへの同社の取り組み、環境省による「三陸復興国立公園構想」を示す5つのロゴを描く。
発表会では同社の大西賢社長が同社の環境保全と震災復興支援への取り組みなどを伝えたほか、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)名誉大使の歌手・MISIAさんらも登場。「あらゆる命がともに生きつながり合うことが重要であることを伝え続けたい」と活動の重要性を訴えた。
同特別塗装機は9月より、羽田空港を起点とした国内主要路線に就航している。