7月1日よりブランド名を「ソラシドエア(Solaseed Air)」に刷新したスカイネットアジア航空(SNA、宮崎県宮崎市)は13日、新デザインを施した1号機を羽田空港で報道関係者に公開した。
1号機はボーイング737-800型機(174席)の新造機で、先月メーカーから受領した後、国内での飛行に向けた手続きや試験飛行などを行っていた。機体外装に「ピスタチオグリーン」を基調とした新ブランドのデザインを施すほか、機内は国内で2機目となる「スカイ・インテリア」仕様を導入。発光色を変化させられるLED機内照明や騒音低減素材を採用し快適性を高めている。シートカバーなどのインテリア素材にも「ソラシド」のブランドコンセプトを反映するデザインを広く採り入れている。
同社は本年度中に同タイプの新造機2機を追加導入する予定で、現行機材についても順次機体デザインを刷新していく。
同社は九州の5空港と羽田空港と沖縄を結ぶ9路線に1日54便を運航する。新型機の導入に際して同社佐竹俊哉取締役は「新ブランド定着を進め、今後も『九州の翼』として、地元と首都圏の利用者に安全でより快適な空の旅を提供したい」とコメントする。
新デザイン1号機は7月15日より、羽田~宮崎線で運航を開始する。