SNA、新ブランド「Solaseed Air」スタート-羽田空港カウンターもデザイン刷新

デザインを刷新した羽田空港「ソラシドエア」搭乗手続きカウンターの前で旅客案内用の情報端末を持つ地上職員

デザインを刷新した羽田空港「ソラシドエア」搭乗手続きカウンターの前で旅客案内用の情報端末を持つ地上職員

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 羽田空港と九州の各空港を結ぶスカイネットアジア航空(SNA、宮崎市)は7月1日、新コーポレートブランド「Solaseed Air(ソラシドエア)」の使用を開始。羽田空港カウンターなども新デザインに刷新した。

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 新ブランドは、同社が新型機ボーイング737-800型機の導入を機に導入するもの。「空から笑顔の種をまく」がコンセプトで、デザインは「ピスタチオグリーン」と呼ばれる黄緑色ベースにする。「Solaseed(ソラシド)」は日本語の「空」と英語で種を意味する「シード」を合わせ、音階の「ドレミファソラシド」と重ねることで、「上昇」のイメージを表現するという。

 同日より、羽田空港をはじめとする就航空港での搭乗カウンター設備・表示・案内や放送などをすべて一斉に新ブランド「Solaseed Air」に切り替えたほか、客室乗務員・地上職員の制服も刷新した。新型機は1号機を新デザインですでに受領。現在、テスト飛行を行っており、7月15 日より定期路線に投入する。新デザインの新型機は2012年度末までに合計6機を導入予定で、現在の保有機も順次塗装を切り替えていく。

 同社は同日、新ブランド導入後初となる客室乗務員訓練生の採用も行った。羽田空港内の同社オペレーションセンターで行われた入社式では、高橋洋社長が新規採用の7人に辞令を手渡し、新入社員代表の大庭愛未さんが「笑顔の種をまくソラシドエアに乗務できることを光栄に思う。どんな時も出会う人に笑顔を届けていきたい」と入社の言葉を述べた。訓練生は、トレーニングを経て9月から乗務する予定。

 同社は、同ブランド導入を「第2の創業」と位置付け、今後はサービスの質と共に収益力も高めていきたいとしている。

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