羽田国際線ターミナル拡張へ-固定ゲート8カ所増、ホテル新設も

羽田空港国際線ターミナルの拡張計画。赤色が現在供用中の本館の改修部分。緑色と黄色が増築部分。

羽田空港国際線ターミナルの拡張計画。赤色が現在供用中の本館の改修部分。緑色と黄色が増築部分。

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 羽田空港国際線旅客ターミナルビル(大田区羽田空港2)が2014年3月、現在供用中の本館の改修・増築によりほぼ倍の規模に拡張することが正式に決定した。

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 大畠章宏国土交通大臣が6月21日の会見で発表したもの。同ビル本館の一部を改修し、北西側に「増築部」「サテライト部」を新たに建設。増築部ではチェックインロビー・出入国検査場・保安検査場・手荷物受取場・内際乗り継ぎ施設などを拡充し、サテライト部には8カ所の固定駐機スポット(搭乗ゲート)を新設する。これにより同ビルの搭乗ゲートは合計で18カ所に増加。同ビルの工事に合わせてエプロン(4駐機スポット)の拡張も計画する。

 同ビルの拡張は、2013年度に同空港の国際線年間発着枠が現在の1.5倍の9万回に増加することへの対応として、国(東京航空局)と同ビルを管理運営する東京国際空港ターミナルが協議を進めてきた。ターミナル機能の拡充により、欧米路線などの長距離国際路線ネットワークの拡充が期待されている。

 拡張工事に合わせて増築部へのホテルの新設と立体駐車場を増設する計画も、併せて発表された。

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