東京モノレール（港区）は8月下旬より、同社サイトで羽田空港国際線地区に建設した新駅の建設過程を紹介する「写真展」を展開している。

　新駅「羽田空港国際線ビル駅」の建設は2008年7月に基礎工事を開始。約2年をかけて軌道けた（線路）の移設を含めた工事を進め、今年7月までに駅舎・ホーム、さらに駅の自動改札などの設置もほぼ完了した。

　「写真展」は同社サイトの「ギャラリー」ページに開設。建設過程の記録写真15点にコメントを添えて掲載するもの。新国際線ターミナルに直結する駅舎だけでなく、移設された区間の軌道を支える支柱の建設の風景なども含めており、大規模工事の経緯を確認することができる。

　同駅は新国際線ターミナルと同じ10月21日の始発列車から開業予定で、改札口から最短約1分で出発ロビーの搭乗手続きカウンターに到達できる利便性の高さが特徴となっている。開業日までは全列車が同駅を通過する。

　同「ギャラリー」ページには、同鉄道の開業当時から現在の車両や沿線の風景写真や技術情報などを掲載している。一部の写真はPCの壁紙としてダウンロードも可能。