東京空港交通・エアポートリムジン（中央区）が5月13日、同社が4月に発表したキャラクターを描いたラッピングバス「リムちゃん号」と「ジンくん号」の運行を開始した。

　5月20日の成田空港開港30周年が同社の成田路線30周年にあたることを記念して、羽田・成田の2空港～都心間を毎日運行する。

　同キャラクターバスは、同社羽田運行事務所（大田区昭和島2）所属で、車種が日産ディーゼル／西日本車体工業製「スペースアロー」。運転席・補助席を除いて42席を装備し、トイレも付く。今後、同事務所が管轄する運行ダイヤをくまなくカバーするが、具体的な路線や時間は運行前日の夜に決定する。すでに羽田空港ターミナルのバス乗り場にも発着している。

　同社は1954年創業で、首都圏の空港関連陸上旅客輸送の最大手。現在、羽田・成田空港と首都圏の27カ所以上のターミナル駅・ホテルを結ぶ路線に1日約1,200便運行する。同社では、成田路線30周年を記念して、社員全員が同キャラクターをあしらったバッジを着用するほか、運行拠点の一つであるTCAT（東京シティエアターミナル、中央区）で展示コーナー「30年の歩み展」を開設する予定。

「リムちゃん」「ジンくん」－空港リムジンバスに初のキャラクター（羽田経済新聞）
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