スカイマーク、茨城空港から羽田空港へ「開港記念便」-水平飛行は7~8分?

茨城~羽田間を運航するスカイマークのボーイング737型機の同型機

茨城~羽田間を運航するスカイマークのボーイング737型機の同型機

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 スカイマーク(大田区羽田空港1)は茨城空港(茨城県小美玉市)が開港する3月11日、茨城から羽田に片道の「開港記念フライト」を運航する。

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同社が神戸発~茨城着(2便)・茨城発~神戸着(1便)の記念フライトの運航に伴う機材繰りの一環で運航するもので、茨城を14時10分に出発し羽田に14時30分に到着する。一般向けの通常フライト(非定期便)扱いで全177席を1月30日より、ホームページや予約センターを通して運賃5,000円で販売したが、翌日には満席となった。

 同フライトの飛行時間は20分。ただし時刻表に表記する「飛行時間」は、航空機が出発地でドアを閉じてから到着地で停止するまでの時間を指すことが一般的で、両空港間の直線距離が約100キロメートルであることから、「水平飛行する時間はおそらく7~8分」(航空関係者)になるという。

 羽田空港を発着する定期航空会社のフライトで最も飛行時間の短い路線は現在、ANAの大島線(35分、約115キロメートル)。悪天候時や非常時に成田空港などから飛来する便やVIP機・特別機などを除く一般向けのフライトとしては、同日の茨城空港からの記念フライトが「(非定期便ながらも)おそらく羽田発着の最短路線になるだろう」(同)。

 同社広報部によると、茨城~羽田間に定期便を運航する予定はないという。

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