東京モノレール(本社=港区)が1月初旬から一般向けに配布している同鉄道の沿線ガイド「Mono-Map(モノマップ)」が好評だ。
羽田空港ターミナルと都心の浜松町を結ぶ同鉄道が、沿線地域の活性化に向けた情報リーフレットとして発行したもの。企画・編集はJR東日本企画が担当した。全線のイラスト地図と各地の写真に、各駅の周辺エリアや近隣地域の見どころ・史跡、東京モノレールの利用情報や歴史などを重ねて掲載している。羽田空港ターミナルやベイエリアの公園などでの「遊びスポット」も詳細にわたって紹介しており、「東京湾岸を楽しむ遊び方を満載した」(同社)の内容になっている。
同社によると初刷で約5万部を用意し、これまでに同鉄道の各駅の改札口・乗車券売り場付近で配布していたが、利用者に好評だという。今月末からは、JR東日本の首都圏各駅でも配布する。「多くの人にこのガイドを手に取ってももらい、東京モノレールと沿線地域に親しみを持ってほしい」(同社担当者)。同社が沿線マップを制作するのは今回が初めて。