羽田空港からドイツ主要都市に直行便-来年10月以降の深夜早朝時間帯

海上に建設中の羽田空港D滑走路(今年3月に撮影)

海上に建設中の羽田空港D滑走路(今年3月に撮影)

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 国土交通省は4月3日、日本とドイツとの航空協議が合意し、2010年10月の羽田空港D滑走路供用開始後に羽田~ドイツ主要都市間の定期便運航を認めると発表した。

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 合意によると、両国の航空会社が深夜早朝時間帯(22時~翌7時)に旅客便または貨物便をそれぞれ1日2便(週14便)運航する。ドイツ国内の運航地点はフランクフルト、ミュンヘン、ライプチヒなど。

 2008年冬期スケジュールでは、日本とドイツの間には両国の航空会社5社が旅客便と貨物便を合わせて週58便を運航する。年間輸送実績は105万人(2007年度)。

 羽田空港再拡張後の国際線発着枠の新設は、同年に予定される成田空港平行滑走路の北伸(2,500メートル化)による運航枠拡大と合わせて「首都圏全体の国際航空機能の24時間化」(国交省)を実現するもの。昼間時間帯の年間約3万回を近距離アジア・ビジネス路線に、深夜早朝時間帯の約3万回を欧米などの主要都市への路線に割り当てることが決まっている。同省はこれまでに昼間時間帯では韓国および香港と、深夜早朝時間帯では今回のドイツのほか、マレーシア・韓国・シンガポール・フランス・イギリス・タイ・オランダ・香港の各航空当局と国際定期便の開設について合意している。

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