国内最大級の太陽光発電所、羽田空港隣接地に着工へ-川崎市と東京電力

浮島太陽光発電所(仮称)完成予想図。後方に羽田空港が描かれている。 画像=川崎市・東京電力

浮島太陽光発電所(仮称)完成予想図。後方に羽田空港が描かれている。 画像=川崎市・東京電力

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 国内最大級の太陽光発電所の建設計画が川崎市臨海部で進んでいる。

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 同「メガソーラー計画」は同市の浮島・扇島地区に合計出力約2万キロワットの太陽光発電所2基を建設するもので、川崎市と東京電力(本社=千代田区)が昨年10月に共同で発表した。発電所名は「浮島太陽光発電所」と「扇島太陽光発電所」(共に仮称)。本年度中の着工、2011年度の運転開始を目指す。

 太陽光パネルの設置面積は合計約30ヘクタールで、CO2排出量削減は年回約8,900トン(推定)。川崎市総合企画局によると現在、資材調達の準備などを行うと同時に、計画への国からの補助を申請している。その結果を受けて5月~6月ごろに設備の仕様を最終決定し、着工に向けた調整を進めていくという。

 同建設地は多摩川河口を挟んだ羽田空港の「隣接地」。発電所の開発計画には空港機能や再拡張事業との直接の関連はないが、同市担当者は「羽田の2010年の再拡張・国際化は、隣接する川崎市の積極的な環境への取り組みを世界にアピールする絶好の機会。メガソーラー計画の立地は、機能を拡大する羽田の存在を意識したもの」と話す。多摩川河口の川崎側では、ANAが新機内食工場の建設計画を進めるほか航空貨物基地の設置などの構想があり、エリア全体として空港関連の開発プランが検討されている。

 メガソーラーの完成予想イラストの背景には再拡張した羽田空港の滑走路が描かれる。発電所完成後には、同空港を発着する航空機から間近に国内最大規模の太陽光発電パネル群を見下ろせるようになる。

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