羽田~秋葉原間舟運社会実験・第3次社会実験における運航希望事業者と地域の応援団が決まった。
この社会実験は、羽田空港と東京都心部(秋葉原・万世橋)を結ぶ舟運の定期運航の可能性の検証を目的とする。運航希望事業者は「東京ウォータウェイズ」「ぽけかる倶楽部」「ジール」「船清」「ケーエムシーコーポレーション」「羽田旅客サービス」「寺田倉庫」の7社。地域の応援団には「東京ドーム」「京浜急行電鉄」「寺田倉庫」「Akiba.TV」「万世」の5社が名乗りを上げた。
今後は、千代田区、品川区、大田区、千代田区観光協会、天王洲総合開発協議会、日本空港ビルデング、国土交通省など10社から成る「秋葉原・天王洲・羽田空港舟運プロジェクト準備会」により、4月~6月の実施に向けて内容の検討を進めていくという。
現在、第3次社会実験に先駆けて行われる第2次社会実験「神田川周遊ミニクルーズ」では参加者を募集している。秋葉原(万世橋船着場)を中心に、上流方面(西側)は日本橋川合流付近、下流方面(東側)は隅田川合流付近までの神田川を周遊するもので、2月中約10日間、1日あたり2便~4便を運航する。
コース、日程、渡航事業者は以下の通り。万世橋発-お茶ノ水折り返し(2月5日~7日)=ジール(WEST)、万世橋発―両国折り返し(同11日・13日・14日)=東京ウォータウェイズ、万世橋発-日本橋川合流折り返し(同19日~21日)=ガレオン、万世橋発-両国折り返し(同19日~21日)=ジール(EAST)。乗船料金は大人1人当たり1,000円~3,500円。参加申し込みは事前予約と現地申し込みがあり、渡航事業者によって異なる。申し込み方法などは各事業者のホームページで確認できる。