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臨海部でクルーズと自転車のコラボ観光企画 水辺を生かした街づくり目指す

事前調査を実施した時の様子

事前調査を実施した時の様子

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 臨海部で10月~11月、外国人を対象に船と自転車を組み合わせた観光企画「東京クルーザイクル」が行われた。運営は東京クルーザイクル実行委員会。企画は一般社団法人まちふねみらい塾。

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 東京都産業労働局の地域資源発掘実証プログラム事業として、増加する訪日外国人観光客に向け新たな東京の観光商品を目指して試験導入した同企画。

国際的観光地で人気の船による観光と、欧米を中心に人気の自転車による観光を組み合わせることで、より魅力的なツアーになるとの思いから計画し実現に至った。

 合計4回に渡り行ったツアーは2種。江戸の歴史をさかのぼる「れきしまちコース」では、日本橋船着場から乗船して都心を眺めた後、自転車で増上寺、愛宕神社などを巡り、臨海部の都市を眺める「みらいまちコース」では日本橋船着場から乗船し、有明船着場から自転車で東京みなと館、ガンダムなどお台場を周遊し、豊洲から下町へと巡った。

 各参加者からは「船からの景色は東京の別の顔が見られた」「短い時間でたくさんの見どころを回れた」と高評価が得られたという。まちふねみらい塾代表理事の高松巌さんは「このモニターツアーで得た知見を参考に、来年度には一部事業化を図っていきたい」と意欲を見せる。

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