寺田倉庫（品川区東品川2）が運営する収納サービス「minikura（ミニクラ）」が9月29日、2015 年度グッドデザイン賞を受賞した。

　2012年から始まった「minikura」は、ユーザーが依頼した物をクラウド上で管理できるサービス。月額200円から保管に対応し、最大重量20キロまでの物を点数制限なしで預かる。このほか、受預品の中から単品を取り出す、衣類クリーニング、アルバムやビデオのデータ変換、不要になった物をオークション出品するなどのオプションサービスを備える。

　生活スペースにゆとりを持ちながら自宅で物を保管するように利用できる自由度の高い利便性からユーザー数が年次約130％増加し、今年4月には登録アイテム数が1200万点を突破する人気という。

　グッドデザイン賞では、これまでの実績と「保管依頼品寄託・方法および寄託システム」のビジネスモデル特許取得が評価された。

　2015 年度グッドデザイン賞作品は10月30日から東京ミッドタウンで開く「グッドデザインエキシビション2015（G 展）」で紹介される。