羽田空港第2ターミナル(大田区羽田空港3)に6月5日、カジュアルスタイルのスペインバル「スペインクラブ羽田」がオープンした。
同ターミナル3階のテラス「UPPER DECK TOKYO(アッパー デッキ トーキョー)」に展開。店舗面積は約18坪で、カウンター12席・テーブル8席を用意。店内は小規模ながら、店の前に広がる航空会社の搭乗手続きカウンターなどを臨むオープンスペースでも気軽にスペイン直輸入のワインやビール、生ハムなどを楽しめる。
主なメニューはムール貝などの魚介類の「特製ミックスパエリヤ」(980円)、イベリコ豚の肩ロースの「イベリコステーキ」(2,500円)、イベリコ豚のうま味を含んだルーを使う「イベリコカレー」(1,200円)などのほか、スペイン産のチーズ・サラミ・チョリソーなど伝統のタパス料理(500円~)など。グラスワイン、スパークリングのカヴァ、ビール、シェリー、サングリアなども提供する。
同店は、スペイン専門企業「スペインクラブグループ」の「スペインクラブ」(中央区)の直営。同社はすでに中央区月島や銀座などに同様のスペインバル計6店舗を展開している。同社取締役社長の田代順さんは初の空港ターミナルへの出店について「(さまざまな人が行き交う)空港という立地で全国的な知名度向上につなげたい。スペインの素晴らしい食文化を多くの人に楽しんでもらえれば」と、新展開に意欲を見せる。
営業時間は6時~22時。