お台場の体験型サイエンスミュージアム「ソニー・エクスプローラサイエンス」(港区台場1)で現在、企画展「Football Science Stadium(フットボール・サイエンス・スタジアム) ~サッカーがもっとおもしろくなる科学~」が開催されている。FIFAワールドカップ・ブラジル大会開催を約2カ月後に控え、来場者の注目を集めている。
現在のスポーツには科学技術が幅広く応用されており、企画展ではサッカーをより楽しく観戦でるような「秘められた、知られざる最新テクノロジー」を紹介する。主な展示は、グラウンド上に水平に置かれた平面の図柄が、カメラ映像を通すと立体的に立ち上が見える「90システム広告」の説明や、ゴールネットの網目が単純な格子ではなく「ハニカム状(正六角形がつながった形状)」である理由、ゴール判定の補助システムとして使われている「ゴールライン・テクノロジー」という技術の解説など。
会場ではモニターなどを多用し視覚的にも楽しめるよう工夫するほか、来場者は最新の技術を具体化したツールなどを実際に触って理解を深めることができる。
ソニー・エクスプローラサイエンスの営業時間は11時~19時。入場料は、一般大人(16歳以上)=500円、小人(3歳~15歳)=300円。8月31日までを予定。