都営地下鉄大江戸線の地下車両基地「木場車両検修場」(江東区木場5)で11月13日、2020年オリンピック・パラリンピックの東京招致を支援する特別車両の準備が行われた。
今月11日が開催都市決定の300日前となるのを機に、同線の「メディアライナー」車両に招致活動PRのヘッドマークを取り付け、車内を同告知ポスターで埋め尽くす。メディアライナーでは通常、車両の全ての広告スペースで一社のみの広告掲出などができる。
ヘッドマークは車両の前後に貼付する大型のステッカーで、招致のシンボルマークを色鮮やかに描く。車内にはロンドン五輪で活躍した日本人選手やチームの写真を使った中づり広告やポスター広告を、1車両あたり約70枚掲出。車内を五輪一色に染め、招致の機運を高める演出をする。一部の駅のホームドアにもシンボルマークをあしらったPRシールを掲出する。
都営地下鉄(東京都交通局)は2020年オリンピック・パラリンピックの東京招致を支援しようと、今回のプロモーションに無償協力。今後も機会があれば活動をサポートしていきたいという。五輪招致仕様のメディアライナーは計8両。来年9月の開催都市決定日まで、大江戸線全線を走行する予定。