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台場で「東京オリンピック」プレミア上映-村田諒太さん、ルー大柴さんも登壇

ロンドン五輪金メダルを共に手に取る村田諒太選手(左)とルー大柴さん

ロンドン五輪金メダルを共に手に取る村田諒太選手(左)とルー大柴さん

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 シネコン「お台場シネマメディアージュ」(港区台場1)で11月6日、映画「東京オリンピック」(1965年作品)のプレミア上映会が開催された。

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 2020年東京五輪招致活動など都が行うスポーツ施策をPRする「スポーツのチカラProject」が、2020年開催都市決定まで10カ月になったのを機に招致の機運を高めようと企画。会場には東京五輪が開催された1964(昭和39)年生まれの25人を含む参加者が詰めかけた。

 映画上映に先立って行われたトークショーには、ロンドン五輪で東京五輪以来初めてとなるボクシング競技での金メダルを獲得した村田諒太選手と、東京生まれで東京五輪開会式予行練習の様子を記憶するタレントのルー大柴さんが登壇。それぞれ五輪の思い出や期待などを披露。最後は「ルー語」で「エブリバディの気持ちをトゥギャザーしようぜ!」と五輪招致への機運を多くの人が一丸となって高めようと気勢を上げた。

 市川崑さんが総監督を務めた同作品は約3時間に及ぶ大作。単なる五輪記録映画の枠を越えてアスリートや観客の人間性や、競技場を建設するために取り壊される建物や競技の敗者なども含めて映像作品としており、カンヌ国際映画祭で国際批評家賞を受賞している。上映終了後、都内から参加したという1964年生まれの女性は「自分には東京五輪の記憶はないが、当時の東京と日本の五輪に対する熱気が伝わってきた。現在の大会よりシンプルな運営で選手と観客の距離が近く感じたことは、今後の開催の参考にすべきでは」と話していた。

 東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会の調査によると、10月10日~22日の期間の東京都民の五輪招致支持率は、賛成=67%、どちらでもない=21%、反対=13%で、立候補都市の中で支持率が最高のマドリードとは13%の差がある。

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