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羽田空港内美術館で「武将の美学展」-羽田ディスカバリーミュージアム

「山鳥頭立越中頭形兜(やまどりずたてえっちゅうずなりかぶと)」(同館資料より)

「山鳥頭立越中頭形兜(やまどりずたてえっちゅうずなりかぶと)」(同館資料より)

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 羽田空港第2ターミナル(大田区羽田空港3)3階にある美術館「ディスカバリーミュージアム」で7月25日、新企画展「武将の美学 威厳の極致」が始まった。

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 同館は2010年10月にオープンした国内初の空港内美術館。700年の歴史を持つ細川家の約6000点の美術工芸品と5万点以上の歴史文書を所蔵する「永青文庫」の所蔵品を、従来の美術館の枠を越えたラウンジ風の新しいスタイルで常設展示する。

 新展示は同館の8回目となる企画展。展示作品は同文庫の武将の衣装や装飾具のコレクションの中から選んだもので、「作品から伝わる武将たちの美学を通じ、時代の変遷と武将たちの感性を発見できる」(同館)。主な展示作品は、頭部に山鳥の尾羽を装飾する「山鳥頭立越中頭形兜(やまどりずたてえっちゅうずなりかぶと)」、シンプルな作りの中に小さな金工細工の紋を効果的にあしらう「黒呂色塗打刀拵(くろろいろぬりうちがたなこしらえ)」、緋(ひ)色のビロードをふんだんに使う華やかで品のある「緋ビロード陣羽織」など。

 開館時間は11時~18時30分(土日祝=10時~)。入館無料。10月8日まで。毎週水曜日にはイベント「ギャラリー・トーク」も開く。

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