お台場エリアとJR品川駅・田町駅を結ぶ新バス路線の運行が4月19日、始まった。

　地域住民らの要望を受け港区が開設準備を進めてきた「お台場レインボーバス」。名称はお台場と港区を結ぶレインボーブリッジにちなむもので、一般公募で名付けられた。ルートは田町駅東口が起点の「田町ルート」と品川駅東口を起点にする「品川ルート」。両ルートともレインボーブリッジを通過し、お台場エリアの住居エリア・商業施設周辺などを巡回して、それぞれの起点に戻る。車両は57人乗りの中型バスを使用する。

　新サービスは区と地元の住民の代表者・バス運行事業者の「ケイエム観光」らで組織する協議会が運営。車内のアナウンスにお台場に本社のあるフジテレビが協力するなどし、エリアの活性化と利便性向上に向け、地域が一体となって取り組む。ルートにはお台場のホテルも組み込み、JRの各駅からの外国人を含む宿泊客の利用も期待するという。

　運行時間は7時台～21時台で、頻度は30分～1時間に1本（平日の7～8時台は15分間隔）。料金は、大人＝200円、小学生＝100円。