アンドドット株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:茨木雄太、以下アンドドット)は2025年1月18日、セーラー広告株式会社(香川県高松市、代表取締役社長:香川裕史、以下セーラー広告)に対し、生成AIを安全かつ継続的に活用するための社内研修を実施しました。高松本社と松山支社をオンラインで接続し、営業・企画・制作の社員が参加。1ヶ月の期間で、基礎講義からハンズオン、活用アイデア創出ワークショップまでを行い、研修直後から業務プロセスのPoC(概念実証)が動き出す仕組みを整えました。
持続的なAI活用を目指した包括的なご支援
研修期間では、AI活用のベースとなる「AIスキルピラミッド(R)」の理解と、実践を通した、具体的な業務への落とし込み方法を提供いたしました。
加えて、研修後にアンドドット社の持つAIソリューションの販路開拓や新事業の立ち上げなどを企画。両者の連携をさらに深めていくまいります。
アンドドット独自の定める「AIスキルピラミッド(R)」を元にスキル提供
「導入したが生かし切れない」企業の現状
リブ・コンサルティングが2024年5月に発表した実態調査によると、従業員300人未満の企業で「生成AIを日常的に使う」層は2割未満にとどまる一方、利用者の9割以上が業務改善効果を実感していることが分かりました。最大のボトルネックは「社内ガイドラインや教育機会の不足」で、導入フェーズから定着フェーズへ移行できずにいる企業が多いと指摘されています。また、情報通信研究機構(ICR)の2024年調査では、情報通信・金融などIT投資比率の高い業種で導入率が30%を超えるのに対し、サービス業や卸小売では10%前後にとどまり、企業規模と業種による“生成AI格差” が浮き彫りになりました。こうした状況を踏まえ、アンドドットは「研修+伴走サポート」で社内浸透を加速させるプログラムを全国の中小企業へ展開しています。
セーラー広告の実務に合った独自研修の概要と特色
セーラー広告の参加者は、自社案件のクリエイティブやレポーティングデータをその場でAIに投入し、「メール文案を10分→5分」「バナー初稿を90分→30分」 へ短縮するプロンプトを体得。研修終了時には14件のPoCテーマ(SNS広告コピー自動生成、議事録AIによる制作会議の要点抽出 など)が立案されました。
研修後1か月で見えた効果
営業部門では提案メールの作成時間が平均半分になり、空いたリソースを顧客ヒアリングに充当。企画部門ではキャンペーン案出しの初速が3倍に向上し、制作部門は画像生成AIを併用することでバナー制作の初稿時間を67%削減しました。参加者アンケートでは「AI活用ガイドラインを社内Wiki化した」「Slackにプロンプト共有チャンネルを新設した」など、現場主導での定着施策も生まれています。
アンドドットは、今後も「人がすべき仕事に注力できる基盤をつくる」ことを目指し、年間数千人名規模のDX人材育成と、地域経済の生産性向上に貢献してまいります。
【会社概要】
会社名 : アンドドット株式会社(代表取締役:茨木 雄太)
本社 : 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-16-6 二葉ビル(GUILD) 2F-O1
事業内容: 生成AIを活用したソリューション事業、および、それらに付帯する事業
URL : https://and-dot.co.jp
【会社概要】
会社名 : セーラー広告株式会社(代表:香川 裕史)
所在地 : 〒760-0023 高松市扇町2丁目7番20号
事業内容: セールスプロモーション、マーケティング支援
URL : https://www.saylor.co.jp/