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お台場たこ焼きミュージアムに新店「芋蛸」-山芋使う大阪の人気店が復活

「芋蛸」は槌谷店長(右から2人目)が家族で運営する。

「芋蛸」は槌谷店長(右から2人目)が家族で運営する。

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 お台場の商業施設「デックス東京ビーチ」(港区台場1)のフードテーマパーク「お台場たこ焼きミュージアム」に4月6日、新店「芋蛸(いもたこ)」がオープンした。

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 芋蛸は大阪で昨年まで10年にわたり、だしで煮た角切りの山芋入りの「芋たこ焼き」で人気を集めた。生地とだしに昆布・比内地鶏の鶏ガラ・豚骨・野菜などの天然素材をふんだんに使い、化学調味料を加えないことも特徴。山芋の歯応えとだしのうま味が生み出す独特の味わいは、和食の料理人歴30年の店長・槌谷俊彦さんがだし作りや和食調理の経験から独自に開発したレシピだという。大阪の店は昨年、多くのファンに惜しまれつつ閉店したが、お台場への出店で約1年ぶりに「東京での復活」を果たした。

 新店では、あっさりと味わう「素味(すっぴん)」「ソース」「ポン酢」「だしじょうゆ」(以上、5個350円、8個560円)、「ネギマヨトッピング」(8個660円)などのメニューのほか、「創作系」としてたこ焼きに和風の餡(あん)をかけた「餡かけ」(8個660円)や、半熟卵をのせた「トロ玉」(6個570円)などを用意する。山芋の入らない「たこ焼き」(8個500円~)も各種販売する。

 再出店について、槌谷さんは「本場大阪のたこ焼きは店長や店の考えによってさまざまな調理法や味があるが、おいしいものはお客さんがちゃんと分かってくれる。芋たこ焼きの味を東京でも広く楽しんでもらえれば」とオリジナルの味に自信を見せる。「今後、季節の旬の食材などを使った新作も販売していきたい」とも。

 お台場たこ焼きミュージアムは、大阪で人気のたこ焼き店5店とたこ焼き関連商品の販売店で構成する同商業施設内のフードテーマパーク。延べ床面積約252坪に128席を用意し、2010年11月にオープンした。ほかの4店舗は「たこやきの元祖 本家 会津屋」「たこ焼 十八番」「たこ家 道頓堀 くくる」「天王寺アベノタコヤキ やまちゃん」。

 営業時間は11時~21時。

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