JALの新造B787型機、羽田空港に到着-受領は世界2社目

JALのボーイング787型機が日本に到着した(写真は成田空港に到着した初号機)

JALのボーイング787型機が日本に到着した(写真は成田空港に到着した初号機)

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 JALの新型旅客機「ボーイング787」が3月27日夕刻、羽田空港に到着した。ほぼ同時刻に成田空港に到着した同社初号機に続く2号機。

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 両機は同社が3月25日、ANAに続く世界で2番目の航空会社として米シアトル・エバレットのボーイングの工場で受領。日本時間の同日午前、工場に隣接するペイン・フィールドを離陸し、運航ベースの日本に向かっていた。

 初号機が到着した成田空港では、同社グループの社員・関係者ら約100人が、「日本の翼が新たな歴史を切り拓く」と書かれた横断幕を掲げ、新造機の日本初到着を笑顔と拍手で出迎えた。同機に搭乗した同社の植木義晴社長は運航性能と経済効率の高い同型機を「新生JALの夢の希望の象徴」とコメント。パイロット出身の観点からは、「素晴らしい最新鋭機。(機内で機長に)着陸をやらせてほしいと頼んだが断られた」とも笑顔で話した。

 初号機は座席数186席。世界で初めて機内サービスとして電子マンガが閲覧できる「SKY MANGA」なども提供する。同社は同型機を計45機(別途オプションで20機)発注しており、今後、4月22日に開設する成田~米・ボストン線、続いて本年度中に開設する成田~サンディエゴ線、成田~ヘルシンキ線などに投入する予定。(取材協力=みんなの空港新聞)

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