羽田空港の旅客ターミナルビルを管理運営する日本空港ビルデング(大田区羽田空港3)・空港向けリテール事業を手がけるJALUX(品川区)・総合商社の双日(港区)の3社は8月3日、空港店舗運営・リテール事業などで資本業務提携すると発表した。
羽田空港と内外のターミナルビルの運営で実績とある日本空港ビル、空港店舗運営・通信販売・フーズビバレッジ事業などを手がけ子会社を通じて国内24空港に店舗展開するJALUX、航空分野に50年以上の事業実績とネットワークを有する双日が本格的に提携することで、商品の共同仕入れなどの効率化を進める。ウェブサイトを使ったオンライン販売も強化するほか、すでに各社が展開している物販などの海外事業についても協力していく。
日本空港ビルとJALUXの2社は共同で「空弁」製造の合弁会社も設立する。すでに幅広く展開している空港での弁当販売の事業の効率化・合理化を進め、拡大傾向にある同「空弁」事業の強化を図る。出資金は1億円~3億円。比率はJALUX51%、日本空港ビル49%。