羽田経済新聞の今年上半期PV(ページビュー)ランキング1位は、羽田空港に水上アクセス施設が誕生することを伝える記事「羽田空港で船着き場の工事開始-7月より水上アクセスの拠点に」が輝いた。
ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10記事の6本が、昨年10月に再拡張・国際化した羽田空港の施設や運航スケジュールなどに関するもので、機能とサービスを拡大した同空港への注目度の高さがうかがえる結果となった。
上位10位のランキングは以下の通り。(カッコ内は掲載日)
1. 羽田空港で船着き場の工事開始-7月より水上アクセスの拠点に(5/6)
2. ANAのB787導入、7月以降に-ボーイングが初号機納入を再度延期(1/19)
3. 羽田空港の旧モノレール軌道、まもなく姿消す-移設した国際線地区の900メートル区間(2/25)
4. ANAが世界初導入のボーイング787、7月に羽田へ-就航前の検証プログラムで(5/27)
5. エア・カナダ、羽田~バンクーバー線就航を見合わせ-発着時間帯の再調整望む(1/27)
6. 崎陽軒「シウマイ」抜きの空弁が好評-羽田空港での販売に向け新開発(6/14)
7. はとバス新機能搭載新車両「体験ツアー」-「機能仕様書」プレゼントも(3/1)
8. 羽田国際線ターミナル拡張へ-固定ゲート8カ所増、ホテル新設も(6/21)
9. アメリカン航空、羽田~NY線就航日繰り上げ-欧米4路線、2月後半に集中開設へ(1/20)
10. 羽田空港定期便、ほぼ正常運航へ-被災地域へは臨時便も(3/14)
ランキング1位は羽田空港国際線ターミナル近くに船着き場が新設し水上アクセスを提供する計画を伝えるものだが、首都圏の「空の玄関口」に水上アクセスが誕生するニュースとして関心を集めた。3位と8位にも同空港施設の整備関連の話題が続く。
2位・4位にはANAが世界で初めて導入する最新鋭旅客機ボーイング787型機に関する記事がランクイン。5位・9位・10位には、同空港に乗り入れる航空便のスケジュール変更や震災後の状況のニュースがつけた。
6位は羽田空港で話題の「空弁」の話題。7位にはランキングで唯一空港とは直接関連のない「はとバス」関連のニュースが人気を集めた。
震災の影響もあり羽田空港発着の便の運航スケジュールは一時的に調整が行われていたが、この夏より、ほぼ再開する見込み。羽田経済新聞では引き続き、大きく進化を遂げた都市空港のさまざまな利用者情報をカバーするともに、周辺地域の話題も積極的に取り上げていきたい。