昨年10月の羽田空港国際化以降に新規就航し、需要低迷や東日本大震災の影響などで一時的に運休やスケジュール変更を行っていた一部の北米・欧米便が現在、順次運航を再開している。
ブリティッシュ・エアウェイズ(英、BA)は5月31日、震災発生以降運休していた羽田~ロンドン線の運航を再開した。今後は運休前のスケジュールである週5便を運航する。デルタ航空は3月24日以降運休していた羽田~ロサンゼルス便を6月4日より、羽田~デトロイト便は同17日より、それぞれ週7便で再開。アメリカン航空も現在運休中の羽田~ニューヨーク線のデーリー運航をすでに発表しているとおり、7月3日より再開する予定だ。
各社とも低迷していた旅行需要が震災前のレベルに回復傾向にあることを強調しており、夏のピークシーズンに向けて羽田発着の長距離国際線座席提供の再整備が進んでいる。
運航再開日は全て羽田発便の出発日。