羽田空港の国内線ターミナルの使用料が4月1日より、値上がりする。
羽田空港の国内線旅客ターミナルを管理・運営する日本空港ビルデング(大田区羽田空港3)が先月、国土交通省から認可を受け実施を届け出たもので、現行の大人100円・子ども50円がそれぞれ170円・80円に変更になる。
同料金は正式には「国内線旅客取扱施設利用料」といい、空港旅客ターミナルビルの旅客共用施設にかかる固定的費用について、利用者である航空旅客が負担するもの。同空港国内線では2005年4月から徴収している。
値上げの理由について、同社は「順次進めている第2旅客ターミナルビル増築工事と第1旅客ターミナルビル改修工事にかかる固定的費用の増加分などを回収するため」としている。新料金による徴収額合計は年間旅客数を6,000万人とした場合、年間で105億8,000万円となる見込み。
同料金は航空運賃に上乗せし、航空券代金に含めて旅客から徴収しており、4月1日以降の搭乗分について航空券購入時に新料金が適用される。