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羽田空港ターミナル屋上にテニスコート36面分の太陽電池-三菱電機が納入

羽田空港ターミナルに設置される太陽電池モジュール 写真=三菱電機

羽田空港ターミナルに設置される太陽電池モジュール 写真=三菱電機

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 三菱電機(千代田区)は9月9日、羽田空港旅客ターミナルビル(大田区羽田空港3)などの屋根に設置する「無鉛はんだ太陽電池モジュール」7,946枚を、同ビルを管理運営する日本空港ビルデング(同)に納入したと発表した。

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 太陽光発電システムの設置は日本空港ビルデングが進める同空港施設における環境対策の一環。モジュールの設置場所は、国内線・第1旅客ターミナルビル屋上4カ所、第2旅客ターミナルビル屋上2カ所、P4立体駐車場屋上1カ所の計7カ所で、面積の合計はテニスコート36面分に相当する約2,847坪となる。稼働後は年間約1,157MWhの発電電力が期待され、二酸化炭素(CO2)削減量は年間約364トンになると試算している。

 羽田空港ターミナルではこれまでにも、自然エネルギーで作られた「グリーン電力」による館内エスカレーターの運用や、新たに建設された国際線地区に太陽光・地熱などを活用するエネルギー供給システムを採用するなど、CO2排出量削減に向けた環境対策が積極的に進められている。

 ターミナルビル屋上への大規模な太陽光発電システムの導入は、公共施設としての空港ビルでの自然エネルギーの活用をさらに進めるもの。今回納入された太陽光モジュールは9月の稼働を予定している。

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