羽田空港に小型機発着枠新設-100席以下の航空機で1日1便

羽田空港国際線地区より新旧管制塔を望む。手前は新国際線旅客ターミナルビル(参考画像)

羽田空港国際線地区より新旧管制塔を望む。手前は新国際線旅客ターミナルビル(参考画像)

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 国土交通省は7月20日、羽田空港の10月の再拡張・国際化に伴い、これまで運航を制限していた小型航空機による同空港発着の新規国内路線枠を設けることを発表。同時に使用者の募集を開始した。

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 新路線枠は「地域が主体となり航空会社の協力の下で成立する路線の開設に、パイロット事業として取り組むための枠」としており、羽田発着で現在運航のない路線を座席数100席以下の小型航空機で運航することが条件。地方公共団体と航空会社との連名による応募を8月31日まで受け付ける。

 新路線の決定について同省は、開設の目的・効果・現実性、小型機使用の必要性、地域と航空会社のパートナーシップのほか、地域特性を踏まえた取り組みの先進性などを総合的に判断するとしている。

 新路線枠の使用者は9月中旬に決定し、運航計画の申請などを経て2011年3月27日~10月29日までの期間内に運航を開始する予定。

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