東京空港交通・リムジンバス(中央区)は7月16日、羽田空港~市川・行徳エリア(千葉県)間に高速バス新路線を開設する。
新路線は羽田空港第1・第2旅客ターミナルとJR総武線・市川駅南口を、東京メトロ・妙典(みょうでん)駅(富浜)と行徳駅を経由して結ぶもので、空港発便を1日8便・空港着便を5便運行する。
出発時間は、羽田空港第2ターミナル発=9時45分・13時50分・15時50分・17時50分・19時10分・20時30分・21時45分・23時、市川駅南口=5時10分・6時10分・7時30分・11時10分・15時15分。標準所要時間は羽田空港~市川駅間が60分~70分、同~行徳駅間は最短で35分。運賃は大人片道1,100円(子ども半額)。
市川・行徳エリアは羽田空港から比較的近い人口集中地域の中では直行の交通サービスがない数少ないエリアの一つで、これまでは鉄道などの乗り換えが必要だった。「リムジンバスの新路線により空港アクセスの利便性は大幅に向上する」(同社担当者)。
バスの運行は同社と京成バス(墨田区)が共同で行う。両方向とも利用の事前予約は不可。