羽田空港(東京国際空港)は、米情報サービス会社「Conducive Technology(コンデューシブ・テクノロジー)」(本社=オレゴン州)が発表した2009年の空港別フライト定時到着率で「世界1位」になった。
航空会社や空港が発表するデータを基に同社が独自に集計したもので、羽田空港の年間を通じた定時到着率は90.78%と、対象となる世界の混雑する48空港の中で最も高かった。2位以下はソウル・仁川国際空港(韓国、87.43%)、アムステルダム・スキポール国際空港(オランダ、86.85%)、成田国際空港(85.36%)、バンコク・スワンナプーム国際空港(タイ、84.23%)。羽田が「世界1位」になったのは、2008年の年間調査に続くもの。
羽田空港は同集計の2010年1月と2月の月間調査でも1位になっている。同サービス会社は、成田空港が両月のランキングで5位に入っていることに合わせて、「日本の2空港の定時到着率の高さは、スイスの鉄道の定時運航率と同レベル」と高く評価している。