羽田空港ターミナルで乗務員訓練生募集説明会-千葉・いすみ鉄道

豊かな自然の中を走るいすみ鉄道車両 写真=いすみ鉄道

豊かな自然の中を走るいすみ鉄道車両 写真=いすみ鉄道

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 いすみ鉄道(千葉県大多喜町)は羽田空港旅客ターミナル「ギャラクシーホール」で4月4日、自社養成乗務員訓練生募集説明会を開催した。

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 同鉄道は千葉県房総半島の大原と上総中野間26.8キロを運行する第3セクター。説明会は今年3月に発表した社会人を対象にする「運転士」自社養成プランの詳細を希望者に直接伝える内容で、大多喜で3月21日に開催した1回目に次ぐ2回目。

 羽田での説明会には9人が参加し、遠くは山口県から訪れた人もいた。参加者は熱心に説明を聞き、質疑応答も活発に行われた。同鉄道担当者は「候補者は北海道から山口まで広がっているため、国内各地からアクセスの良い羽田空港を会場にした。希望者が全国にいることは、この募集プランへの関心度の高さを表すものだと思う」と話す。

 同養成ブランでは乗務員候補生が訓練費700万円を自己負担して訓練を受け、国土交通省の列車の運転免許を取得する。資格取得後は同鉄道の嘱託運転士として週1日以上勤務する予定で、「時間的にも経済的にもゆとりのある方の『鉄道運転士になる夢』をかなえる募集企画」(同社)として話題になった。

 応募締め切りは4月15日。試験を経て3人または4人を採用する。入社と勤務開始は5月初旬の予定。同社よると4月4日の時点で、正式な申込書を2通を受理しているという。

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