萩中公園で「スポーツゴミ拾い大会」-羽田国際化視野に環境意識向上狙う

チームで収集したゴミをまとめる参加者

チームで収集したゴミをまとめる参加者

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 京急空港線大鳥居駅近くの萩中公園(大田区萩中3)周辺で3月20日、「大田スポーツゴミ拾い大会」が開催された。

 ゴミ拾いをスポーツとして楽しむエコイベントで、日本スポーツゴミ拾い連盟・青少年対策羽田地区委員会・大田観光協会などで組織する実行委員会が大田区内で初めて開催した。会場を羽田空港に隣接する同地域としたのは「羽田空港が今年10月に国際化することを念頭に、日本の表玄関となる羽田地域の環境意識の向上を狙った」ものだという。

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 「競技」にはそれぞれ5人~8人のメンバーで構成する15チームが参加。軍手・トング・ごみ袋を片手に、「走らない」「チームで移動する」「分別する」などのルールに従って1時間の制限時間内で公園周辺地域のゴミを収集した。

 集めたゴミの量と種類で最高得点を獲得したのは近隣の出雲小学校の生徒チーム「五のいち組」。重量は24.5キロだった。メンバーの小学生は「吸い殻や空き缶のほかにも額縁や靴などびっくりするようなゴミがたくさんあった。街をきれいにすることは大切」と優勝を喜んでいた。

 全チームのゴミ収集量合計は157.93キロにのぼった。実行委員会メンバーの地域総合スポーツクラブ「ピボットフット」代表の桑田健秀さんは「地域の小学校・ボランティアグループ・実業団スポーツクラブ・企業などさまざまな団体の幅広い年齢層の人たちが、大いに楽しみながら環境を意識するきっかけになった」と話す。

 日本スポーツゴミ拾い連盟代表の馬見塚健一さんによると昨年から始まった同イベントは、今回で10回目の開催。「今後、ルールなどをさらに整備し、いずれは全国大会を開催できれば」。