多摩川アートラインプロジェクトは3月20と22日、活動の「第1期」終了に合わせてシンポジウムとトークイベントを開催する。

　同プロジェクトは、多摩川下流域エリアの東急多摩川線沿線の鉄道・駅・街を舞台に市民と企業と行政で取り組む現代アートによる街づくりの活動。2007年度～2009年度を第1期として、地域の生活空間へのアート作品の設置やアートイベント・シンポジウム・ワークショップの開催などを展開している。今月末で3年間の第1期期間を終えることから、3月19日～22日の4日間を「アートラインウイークエンド」と位置付け、両日に「エンディングシンポジウム」と「ウイークエンド・トーク」を開く。

　シンポジウムのテーマは「これからの街づくりにおける企業の役割」。出演者は太田雅文さん（東急電鉄）、清水敏男さん（アートディレクター）、中井検裕さん（東京工業大学大学院教授）など6人。定員200人。

　ウイークエンド・トークの出演者は、第1部＝浅葉克己さん（アートディレクター）・清水敏男さん（同）、第2部＝レオン・チー・ウォーさん（作家）、サラ・ウォンさん（同）・清水敏男さん。定員50人。

　両日とも開催時間は15時～17時30分。会場は金羊社本社屋ホール（大田区鵜の木2）。参加無料。受け付けは当日会場で行う。